AI従業員コラム

Column

足立区の舗装・土木工事の事務をAIで軽くする

2026-07-18 ・ 合同会社9Z 須賀龍平

この記事の要点

足立区の舗装・土木会社にとってのAI活用とは、金額提示や現地を見ての可否判断は社長や現場代理人に残したまま、舗装相談の一次受けと現地調査の日程調整だけを仕組みに任せることである。工場や住宅の多い足立区では駐車場・私道・外構の舗装や補修の相談が地場の一般客から入り、そこに元請けやゼネコンからの見積依頼と工程連絡が重なる。舗装は現地で面積・下地・排水を見なければ金額が出ないため、まず現地調査の日程調整が必要になり、社長も職人も現場に出て事務所が無人になる時間帯にこそ問い合わせが素通りしやすい。天候で工程が動くため連絡の調整も多い。AI従業員は相談の一次受け、現地調査の日程調整、場所や面積の目安のヒアリング整理、元請けからの連絡の仕分けまでを担い、金額の決定や施工計画、安全の判断は必ず人が行う。足立区保木間で合同会社9Zを一人で営む須賀龍平が、地域の採用事情と訪問対応を踏まえて導入の流れをまとめた。

足立区の舗装・土木工事の事務を、AIで軽くするとは

足立区の舗装・土木会社にとってのAI活用とは、金額や現地を見ての可否判断を社長や現場代理人に残したまま、舗装相談の一次受けと現地調査の日程調整だけを仕組みに任せることです。

足立区は東京23区の北東部に位置し、区域の大半が荒川の北側に広がる、住宅と工場の多い区です(南端の千住地区だけが荒川と隅田川に挟まれています)。北千住・西新井・竹の塚・綾瀬といった街に住宅地が広がり、区内には町工場や倉庫、資材置き場も点在します。こうした土地では、工場の敷地や集合住宅の駐車場、私道の舗装ややり直し、外構の土間コンクリートといった相談が地場の一般客から入り、そこに元請けやゼネコンからの見積依頼と工程連絡が重なります。相談窓口が電話・紹介・元請け経由とばらつくほど、社長が受注も現場管理も見積もりも一人で抱えがちです。だからこそ、金額を決める前段の一次受けだけを仕組みに渡す発想が効きます。

なぜ足立区の舗装・土木会社は事務の担い手が集まりにくいのか

足立区で事務が社長に偏りやすいのは、仕事の量だけでなく、その仕事を任せられる人材そのものが採用しにくいという土地柄が重なるからです。

見積もり作成や現場の段取りは経験がものを言う仕事で、育成に時間がかかります。事務だけを1名増やそうとしても、舗装相談への対応は現場の進み具合や天候と切り離せず、現地調査や施工で事務所を空ける時間帯にこそ問い合わせが重なります。北千住は複数路線が乗り入れるターミナルで都心へ出やすく、事務職の働き手が条件のいい求人へ流れやすいという事情も採用を難しくします。結果として、社長や現場代理人が受注も現場管理も見積もりも一人で抱え、事務は現場から戻った夜に回されがちです。

舗装の相談が、社長や職人が現場に出ている間に事務所を素通りする

舗装・土木の相談対応が苦しいのは、金額を出すための材料がその場に揃わないことと、対応できる人が現場に出ていることが同時に起きるからです。

舗装は現地で面積・下地の状態・排水の取り方を見なければ金額が出ないため、相談が入った時点でまず必要になるのは現地調査の日程調整です。この調整の連絡自体が、社長や職人が現場に出ている時間には後回しになりやすい。相談を寄せる施主の多くは他社と相見積もりを取っている段階にあり、返信が遅れた一件はそのまま他社に流れやすい傾向もあります。さらに、元請けやゼネコンからの見積依頼・工程連絡も同じ窓口に届き、天候で工程が動けばその都度の連絡調整も増えます。舗装・土木業に共通するこの構造は、全国向けにまとめた舗装・土木工事の事務をAIで軽くする方法(全国版)でも詳しく書いています。

事務員を増やす前に、金額の判断とは関係のない最初の窓口だけをAIに渡せないかを考えるのが近道です。相談の一次受けや現地調査の日程調整、場所や面積の目安の聞き取り、元請けからの連絡の仕分けは判断ではなく手順の決まったやり取りなので、そこだけAI従業員に渡せば社長は現場を止めずに済みます。

AI従業員に任せられる業務の例

金額の決定、現地を見ての可否判断、施工計画や安全の判断は必ず社長や現場代理人が行います。仕組みの全体像はAI従業員のサービス紹介で確認できます。

足立区・近隣エリアへの対応

訪問エリア: 足立区(北千住・西新井・竹の塚・綾瀬など)を中心に、隣接する荒川区・葛飾区・北区や、草加市・八潮市に対応し、少し足を延ばして三郷市周辺にも伺います。舗装・土木の場合、初回の棚卸しや見積書式の擦り合わせは対面のほうが早く、近隣には積極的に出向きます。

オンライン: ビデオ通話での打ち合わせ・設計・納品に対応しており、足立区以外からの相談も全国で受けています。足立区の中小企業向けの一般的なAI活用は、足立区の中小企業のためのAI活用ガイドにまとめています。

導入の流れ(2〜14日が目安)

STEP 1 無料診断+1業務の無料AI従業員化: LINEでご連絡いただければ、今の舗装相談・現地調査・見積もりの流れと、一次受けが詰まる箇所を一緒に整理します。費用はかかりません。

STEP 2 業務の棚卸し・設計: どの一次受けをAIに渡すか設計します。今使うLINE・電話・Excelをそのまま起点にするので、新しい操作を覚える必要はありません。元請け経由の連絡と一般客の相談を、窓口で仕分ける形も組めます。

STEP 3 試験運用・調整(2〜14日目安): 小さく動かして実際の相談対応に合うか確認し、ズレがあれば調整します。

STEP 4 本格稼働: 日常業務の一部としてAIが動き始めます。天候で工程が動きやすい時期ほど連絡調整が増えるので、月1回のペースで、現地調査の日程調整や元請け連絡の仕分けの文面を、実際に届いた相談に合わせて直していきます。

よくある質問

現地調査の日程調整までAIに任せられますか?

任せられます。施主や元請けの都合を確認し、候補日程のやり取りを進めるところまでAIが担います。最終的な日程の確定や現地を見ての可否判断は社長や現場代理人が行います。

舗装の見積もりの金額まで自動で出せますか?

金額はAIが決めません。場所・面積の目安・下地の状態・希望時期など見積もりの前提情報を相談段階で揃え、たたき台の下ごしらえまでを担います。金額の決定は必ず人が行います。

足立区内は訪問で対応してもらえますか?

対応します。足立区(北千住・西新井・竹の塚・綾瀬など)を中心に、荒川区・葛飾区・北区や草加市・八潮市、少し足を延ばして三郷市周辺まで訪問でき、初回の棚卸しや書式の擦り合わせは対面が向く場合があります。遠方はオンラインで全国対応します。

元請けやゼネコンからの連絡も同じ窓口で受けられますか?

受けられます。AIが内容を整理し、見積依頼・工程変更・立会いといった種類で仕分けたうえで担当へ回すので、一般客の相談と元請けからの連絡が同じ窓口に届いても埋もれにくくなります。

料金はどれくらいかかりますか?

業務範囲によって変わるため、まずは無料診断で今の相談対応や見積もりの流れを確認し、どこから始めるのが妥当かを見てから提示します。1業務から小さく始める形をおすすめします。

まとめ

足立区の舗装・土木会社に共通するのは、金額を出す材料が現場でしか揃わないのに、その現場に対応できる人自身が出払ってしまう構造です。ここを崩さずに変えるなら、金額や現地の可否判断は社長や現場代理人に残したまま、相談の一次受けと現地調査の日程調整だけをAIに預ける形が現実的です。

僕は足立区保木間で合同会社9Zを一人で経営していて、舗装の現場で転圧をかけたりアスファルトを敷いたりした経験はありません。それでも、現地調査の日程が施主と天候の双方に挟まれる話や、一般客の相談と元請けからの工程連絡が同じ窓口に飛び込んでくる構造は、業種が違っても同じ穴だと感じます。以前、会社を伸ばそうと業務委託で人を増やした時期は、現場の中身は舗装業とはまるで違っても、連絡と書類のやり取りだけは同じように積み上がり、売上の割に利益が残りませんでした。今は委託を1社に絞り、人が判断すべきところ以外はAIに寄せていて、売上はそのままに利益率を取り戻せています。「判断は人に残し、それ以外を仕組みに渡す」という考え方は、舗装・土木の相談対応にもそのまま効くはずです。

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須賀龍平(合同会社9Z 代表)
この記事を書いた人 須賀 龍平 — 合同会社9Z 代表

1996年生まれ。一人で会社を経営。業務委託で組織を広げた結果、利益とゆとりを失った経験から、「人がやらなくていい仕事はAIに任せる」やり方に切り替え、自社で実践したうえで「AI従業員」を事業化。在宅ナレーター育成スクールほか複数の事業を一人で運営している。

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